お客様、それはいけません！

私どもを支持してくださるありがたいお客様がたくさんいる中で、ごくまれに困ってしまうお客様がいます。
お客様、それは反則ですよ、と言う事例をお話します。
当社は、長年にわたり高い美容技術を心がけお店を運営しています。
今から十数年前のことです。開業当初から共に働いてくれたトリマーさんがいました。
彼女は、非凡な美容センスを持ち合わせたトリマーさんでした。
トリマーを始めて何年かするとトリマーさんの中には美容以外のこともしてみたいと思う方が多いようです。彼女もそのようで、自由な時間を持ちたいので、社員からアルバイトにして欲しいと言われ週に２～3日の勤務となったのです。そんな時です。彼女を指名していたお客様からいつもお世話になっているお礼をしたいので連絡先を教えて欲しいと言われたそうです。一緒に働いていたトリマーが、お礼の品を送りたいとのことだったので悪いことではないと思ったようで、連絡先を教えててしまったのです。そのお客様は、トリマーにお店を通さず専属で美容をして欲しいと電話してきたそうです。そのトリマーは、お断りしたとのことでしたが何回か自宅に電話が来た困っていると報告してきました。断られたお客様は、お店に美容の予約の電話をしてきたのですが、私どもではご予約をお受けすることはできません。と、お断りさせていただきました。それからしばらくして、その方がトリマーに再び電話してきたそうです。その後利用しているペット美容室でトリマーを募集しているので、そのお店で働かないかと。お客様、それはいけません！